私たちについて
医療の「すれ違い」を、つなぎ直すために。
Truss Medは、大学附属病院でがん診療に従事してきた医師によって設立された、医療支援サービスです。
現在、臨床医と産業医を継続しながら、患者さん・ご家族・医療者のあいだに生じる“すれ違い”を減らす取り組みを行っています。
なぜこのサービスが必要なのか？
がん治療の現場では、こんな課題が日々起きています。
- ご高齢の患者さんが、十分な情報を得られないまま、経済的負担の大きい代替療法を選択してしまう
- ご家族が付き添えず、診察や治療開始のタイミングが遅れてしまう
- 毎回異なるご家族が付き添うことで、医師が何度も同じ説明を求められ、現場の負担が大きくなる
これらは、情報の分断や意思決定の支援不足によって生まれる「見えないリスク」です。
私たちは、医療者としてそのひとつひとつに直面してきました。
Truss Medの役割
Truss Medは、単なる“診察の付き添い”ではありません。
医療の知識と経験を持ったスタッフが、患者さんの理解と納得を支え、医師の意図も正確に伝える。
そんな、“第三の医療的立場”からのサポートを提供しています。
その結果、
- 患者さんの安心感
- ご家族の負担軽減
- 医療者の業務効率化
がすべて同時に実現され、現場にも余裕が生まれます。
社会・政策的にも意義のある取り組みです
このサービスは、個人の不安を解消するだけでなく、
以下のような医療政策・社会課題とも親和性が高い取り組みです。
✅ 医療提供体制の効率化
→ 医師の説明時間・再診リスク・治療遅延を減らすことは、医療リソースの最適化につながります。
✅ 医療費の適正化
→ 根拠に乏しい自由診療・過剰検査・不要なセカンドオピニオンを回避し、適切な治療選択を促進します。
✅ 超高齢社会への対応
→ 遠方に暮らす家族が増える中、「一人で医療に向き合う高齢者」を社会全体で支える仕組みになります。
“情報格差のない医療”と“誰も取り残されない安心”の実現へ。
Truss Medは、医療のすき間を埋め、医療者・患者・社会にとっての持続可能な架け橋を目指しています。